きくぞうのボドゲ日記

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【攻略】テラフォーミングマーズ ~TERACTOR戦略~

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テラフォーミングマーズには12の企業が存在し、それぞれ能力が異なる。どの企業も癖のある能力を備えており、また特徴的なものが多い。当然ながら、その特性にあった戦略、カードを選択しなければ過酷な企業戦争には勝てないだろう。

このコラムでは、自分なりの企業戦略と相性の良いカードを紹介していく。皆さんの火星開拓の手助けとなれば幸いだ。

TERACTOR  

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地球最強の企業…らしいテラクターは、その豊富な財力が魅力。最初に配られた10枚のカード全てを購入しても30MG残る。序盤から未来を見据えたカード確保ができるのが強みだ。また、地球タグのカードを使用する際には、コストが3MG下がる。地球カードは20枚ほど存在するので、意外と安くプレイする機会も多いだろう。

ドラフトの優先カード

まずは、ゲーム開始前の10枚ドラフトについて記述する。

豊富な資金源があるなら、強力なカードをどっかんばっかんプレイしたくなるものだが、高コストカードをピックするのは、基本2週目でよい。何故なら、他のプレイヤーも資金が限られているため、率先して高コストカードをピックしたりはしないからだ。強力な高コストカード、特に隕石落とし系のイベントカードは後半でもピックできる場合が多い。基本、コストが20以上のカードは後半にピックするようにしよう。

ただし、以下のカードを見かけたら俺なら最優先でピックする。

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他の企業を使っていても上記のカードは非常に強いカードだが、いかんせんコストが重いので、第一世代でプレイできない、もしくは、プレイしてそのラウンドはハードパスとなる場合が多い。その点、テラクターなら最初のアクションで上記のカードがプレイできるため、それ以降のカードプレイが大分楽になる。特に地球カタパルトは、地球タグがついているので他の企業よりも幾分安くプレイ出来てお得だ。

他にもオススメの地球タグがついているカードは、以下のとおり。

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いずれも他の企業においても強いカードだが、テラクターで使用した際にはさらにお得になり、脳汁ドーパミンが半端ない。この瞬間だけは「テラクター最強!」と叫びたくなるだろう。カルテルは、場合によっては欲張らずに、「5コストで2MG生産量が増えるカード」としてプレイすることも念頭に置いておこう。生産量は、早めに上げていくのが吉だ。

動物戦略

後ほど記載するが、テラクターは企業の特性上、褒章や称号にアクセスしにくい。そのため、後半に失速し勝利点が低くなることがある。そのため、序盤から勝利点に直結するカードは優先してピックしておきたい。それが動物戦略だ。

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特にオススメなのは、ワンちゃん。もうこの子ら無しではやっていけません。序盤で出す事が出来たら、10個くらい余裕で稼いでゴールデンレトリバーになる。地球タグもあるし、条件も無いしで非常に強力。最強カードの一角だ。

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その他の動物カードも、他の企業なら資金の都合から手元に残すことを躊躇するが、資金に余裕のあるテラクターなら捨てずに取っておいても良い。先を見越したカードピックができるのも、この企業の強みだろう。

海洋タイル

基本マップにおいて、最序盤では海洋タイルが置けるカードは重要だ。何故なら、海洋予定地に最優先して取りたいボーナス箇所があるからだ。

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カード2ドロー、チタン2個はそれぞれ6MGの価値がある。誰よりも早くこの2箇所を押さえることが出来たら、かなりのアドバンテージが稼げるだろう。

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上記2枚のカードは、高コストであるが条件なしで使用できるイベントカードだ。テラクター以外の企業だとクレディコーぐらいしか序盤で撃つことはできないだろう。当然、ドラフト時には他のプレイヤーは敬遠するはず。このカードを手に入れ、もし運良く自分の手番までに上記二つの海洋予定地が空いていたら、迷わず使おう。12MG相当の恩恵を得ることができる。

中盤以降の戦い方

ラクターは豊富な資金源が武器の企業だ。序盤のスタートダッシュは他の追随を許さない。だが、残念ながらそれだけしか取り柄の無い企業なので、後半は失速することが多い。また、褒賞・称号ともに関わりにくいので、終わってみたら低得点なこともままある。なので、序盤でいかに生産力を高めるかが鍵。生産力が安定したら、あとはドロー系のカードを集め、盤面と勝利点カードで巻き返しを図ろう。