きくぞうのボドゲ日記

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【攻略】テラフォーミングマーズ ~タルシス共和国戦略~

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今回紹介するのは、仲間内では最強と名高いタルシス共和国だ。何故この企業が最強と呼ばれるかについては、この後の説明を聞いて頂ければ分かると思う。

タルシス共和国  

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都市の建設に特化したこの企業は、最初のアクションにて無条件に都市が建設できる。さらに、自分を含めた誰かが都市を建設したら、MG生産量が1増える。さらに、自分が建設したら3MGがキャッシュバックされる。ようするに、最初から40MGではなく、43MGと1MG生産量があるのと同義なのだ。また都市を置く場所にもよるが、建材やチタンなど、資材をゲットできる場所に配置した場合、さらに恩恵を受けることができる。

この企業の強みは以下の3点。

①自分が都市を建てなくても勝手にMG生産量が増えていく。

②基本マップにて「都市」の称号、「開拓王」の褒賞が取れやすい。

③海洋タイルの隣接ボーナス、建材ボーナスなどの配置ボーナスを得やすい。

ドラフトの優先カード

タルシス共和国では、以下のカードを見かけたら最優先でピックしてほしい。

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「移民都市」は、最初に電力やMG生産量が下がるデメリットはあるものの、以降は自他共に誰かが都市を配置したらMG生産量が1上がる。「ローパー建設」は都市が配置されるたびに2MGが降ってくる。もともとの企業効果にこの効果が加われば鬼に金棒。相当なアドバンテージが得られるだろう。逆にこのカードを他のプレイヤーに使われると、安易に都市が建てられなくなるので注意。

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当然ながら都市を置くことでボーナスを得られるタルシス共和国では、都市を置くカードは優先的に取りたい。他の企業と違い、都市を配置した際に企業効果でMG生産量がさらに上がるので非常に相性が良い。ただ、都市を置くカードは例外なく電力の生産量を下げる必要があるため、安定した電力供給が必要になる。

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原子力発電」は、いくら電力産出量が3も上がるとは言えMG産出量が2も下がるため、使用するのには少々ためらいがちになるカードだが、タルシス共和国の場合、都市建設によってMG算出量は比較的上昇しやすいため、他の企業と比べてリカバリーしやすい。

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また、都市建設カードには建材タグが記載されている場合が多く、建材産出量を上げるカードが欲しいところ。その中でも「産業用バクテリア」は、タルシス共和国に必要な電力と建材の両方を上げられる優秀なカード。「工業地帯」は建材の算出量をMGを使うことで毎ターン上げることができる唯一無二のカードだが、都市の隣にタイルを置くという制約があるため敬遠されがち。タルシス共和国にとっては無問題なので、見かけたらぜひピックしよう。「地下都市」は消費電力は大きいものの、上記の理由からタルシス共和国と非常に相性の良い都市建設カードであるため、ぜひとも早いターンで使用していきたい。

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タルシス共和国にとって「標準テクノロジー」は非常に相性が良いカードだ。都市はキャッシュバックを考えると実質19MGにて建設でき、さらにMG生産量が基本プロジェクト効果と企業効果が合わさって2も上がる。電力も8MGで上げることができるし、後半では乱立した都市の隣に植林する際にも重宝する。優先して取りたいカードだ。 

ワンちゃん

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自分でピック出来た時はとても可愛い存在だが、他人に出された時はとんでもない猛犬になる。それが「愛玩動物」だ。序盤で配置されたら、少なくとも4点は覚悟しよう。下手したらゴールデンレトリバーになっちゃうかも…。 

中盤以降の戦い方

基本マップで戦う場合、都市建設を中心に生産量を上げていき、早い段階で「都市」と「建築タグ」の称号を取りたいところ。タルシス共和国と相性の良いカードは建築タグがついていることが多いので、この二つは他の企業より早い段階で抑えることができる。これがこの企業の最大の強みだと感じている。また、早い段階で都市を置いていけるので、盤面を制圧しやすい。

また、都市を建設する際には、都市と都市の間に植林ができるように建設していくと、少ない植林で高得点が狙えるので意識して配置するようにしよう。恐らく、間に色んな妨害タイルが置かれると思うが、あまり気にしないように。

植物生産増のカードは流す

植物とも相性が良いタルシス共和国だが、植物系のカードをピックすると生産量が増えずに中途半端になってしまうことがある。ならば、植林は後半に金にものを言わせて行うとし、思いきって植物系のカードは全スルーして他のプレイヤーに使用してもらうのもアリだ。都市は自分の森でなくとも隣接すれば勝利点になるので、他のプレイヤーが植林した場所に、スっと都市を配置し漁夫の利を得よう。特にエコラインを使用しているプレイヤーに対しては、ナチュラルにアンチ企業となり牽制ができる。